音楽クリエイター育成プロジェクトTokyo＆Paris to the NEXT【東京文化会館】

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プロジェクトの目的

本事業は、主にデジタルテクノロジーを活用した音楽芸術を扱う日本人若手クリエイター（作曲家、サウンドデザイナー、エンジニア）を育成対象とします。世界最高峰の施設での創作発表の経験を通して、国際的に飛躍するクリエイターを育成し、世界における日本の文化芸術のプレゼンス向上を目指します。また、その活動に伴走することで職員の知見を広げ、組織の基盤強化を図ります。

プロジェクトの取り組み方

現代音楽界において世界最高峰の環境を持つパリのIRCAM（イルカムフランス国立音響音楽研究所）と共同で、3名の日本人若手作曲家に作品委嘱を行う育成事業を立ち上げます。専門的な知識・技術を持つIRCAMのエンジニアとのクリエイションを経て、日仏で作品発表を行う工程に、東京文化会館の制作・広報スタッフも伴走し、スタッフのスキルアップや国際交流にも繋げます。本事業を通じ、日本の電子音楽及び現代音楽分野の発展に寄与します。

公益財団法人東京都歴史文化財団（東京文化会館）

当館は、開館から64年の間、「音楽・舞台芸術の殿堂」として親しまれている。2022年からは作曲家の野平一郎を音楽監督に迎え、自主事業において現代の音楽を取り上げ、広めることを新たなミッションとして活動している。24年には「フェスティヴァル・ランタンポレル～時代を超える音楽～」をスタートさせ、海外の音楽祭や組織と連携しながら、古典と現代の音楽がクロスオーバーするユニークな音楽祭を開催している。

団体公式サイト