事業概要 文化芸術活動基盤強化基金
(クリエイター支援基金)について

# About Japan Creator Support Fund

概要

文化庁令和5年度補正予算において措置された補助金により、クリエイター・アーティスト等の育成及び文化施設の高付加価値化のために行う事業を実施するため、独立行政法人日本芸術文化振興会に文化芸術活動基盤強化基金が設立されました。
本基金を活用して「クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業」 を実施し、次代を担うクリエイター・アーティスト等の挑戦・育成を支援するとともに、その活躍・発信の場である文化施設の機能強化について、弾力的かつ複数年度にわたって支援を行います。

さらに令和6年度補正予算において、産官学が連携し、クリエイターとして国際的な活躍を目指す学生や社会人に必要なスキルの可視化及びこれらのスキル習得を目指したカリキュラムを実践する大学・専門学校等の育成プログラム構築支援のための「クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践)」を新たに創設しました。事業者支援を行う経済産業省との連携によるコンテンツ分野のグローバルに活躍する人材育成から海外発信までの支援策の抜本強化を行います。

また、経済産業省令和6年度補正予算において措置された補助金により、「クリエイター・事業者支援事業(長期制作支援)」が進められます。
本事業では、映像作品の制作プロセスにおいて、①プリプロダクション(本制作の前段階の企画開発・資金調達・パートナー獲得など)に要する経費を一部補助することで、企画開発の段階から海外展開を念頭に置いた制作を行い、成約に結びつけることを促進するとともに、②高水準な作品において、プロダクション(本制作及び映像加工などの後処理など)の費用を一部補助することで、さらなる国際競争力の高い作品の制作を促し、また制作会社の収益基盤強化を促進します。

事業内容

クリエイター等育成・
文化施設高付加価値化支援事業

1.クリエイター・アーティスト等育成事業
(3年・45億円)

若手クリエイター・アーティスト等の挑戦、経験蓄積、ネットワーク形成等を後押しし、新たな芸術の創造など我が国の芸術活動の活性化を促すとともに、ビジネス展開も視野に総合的な人材育成支援を推進します。

2.文化施設による高付加価値化
機能強化支援事業(3年・15億円)

博物館や劇場・音楽堂等の文化施設について、グローバルに活躍する若手クリエイター・アーティスト等の育成の一環として、当該若手クリエイター等の「国内における活動の拠点」かつ「活動に対して新たな高い価値を付加する拠点」としての機能形成を推進します。

クリエイター等支援事業
(育成プログラム構築・実践)
(3年・95億円)

各コンテンツ分野において、クリエイター等の国内外での活躍を促進するため、大学・専門学校等と企業・関係団体等業界が連携し、国際的な活躍を目指す学生や社会人に必要となるスキル等を習得する国際的な場での実践を含めた育成プログラムの構築・実践を弾力的かつ複数年度にわたって支援します。

クリエイター・事業者海外展開促進事業
(長期制作支援)【経済産業省事業】
(2年・25億円)

アニメ、ゲーム等のクリエイター・事業者の海外展開に向けた制作の促進のため、海外展開を念頭においた映像作品の制作について、企画開発や、高水準な作品のプロダクションへの支援を行い、海外での成約や売上の向上を目指すとともに、制作会社の収益基盤強化を進めます。

関連資料

クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業の概要

シンボルマークについて

ロゴのデザインは平面をもとに、日本のクリエイター、アーティスト、文化芸術が国境を越え、世界に飛び出す姿をイメージしています。
平面はあらゆる方向に無限に拡がる力を連想させます。日本を起点にした、新しい創造の拡がりにご期待ください。

Japan  Creator Support Fund

リーフレットダウンロード

本事業のリーフレットを右記からダウンロードいただけます。

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